【研究室公開】

  • 研究室公開は,
    2015年11月20日(金)~ 22日(日) (調布祭期間中)
    13:00-16:00,東4号館 5階 531室

    で行います.
  • 研究成果のデモや研究室での生活などについて説明しますので, 興味のある学生は研究室までお越し下さい.
  • 公開日以外にも見学や相談は随時受け付けますので,見学を希望する学生は, 増田までメールにて連絡してください.

【研究室の紹介】

  • 本研究室では,「3次元形状処理技術」を用いた産業支援技術に関する研究を行っています.  
  • 2015年度の学生数は,修士5名,学部5名です. 電通大での研究室運営は,2015年度で3年目となります.
  • 研究室の場所は,東4号館:教員居室 (502室), 学生居室(501,530室), 実験室(531, 125室) です.研究環境(部屋,PC, 机, 椅子など)は, 出来るだけ研究しやすい環境を揃えるようにしています. 研究室訪問の際には,配属後に自分がどういう環境で過ごすのかも見ていくとよいです.

【研究室配属について】

  • 研究テーマについて
    • 配属後に,指導教員と話し合って研究テーマを決めます.
    • 卒業研究を進めるに当たっては, 修士学生を助言者としてアサインしています. ほとんど場合,B4 学生の学会発表には,助言者の修士学生が共著者に入っています.
  • 学会発表について
    • 多くの4年生に,研究室配属後の9月に行われる精密工学会で発表してもらっています. 3月にも関東圏で学会発表があります. 卒業までに全員が学会発表できるように,卒業研究の指導をしています.
    • まとまった成果が出た研究については,学会誌や国際会議に論文を投稿しています.
    • 詳細は,下記の「研究室学生が筆頭の学会発表」をご覧ください.
  • 事前知識について
    • 形状処理や点群処理,画像処理などの技術は, 必要に応じて研究室配属後に学習します. これらについては,事前に学習している必要はありません.      
    • 線形代数(ベクトルや行列)はよく使います. 高校の幾何や大学初等の行列計算などが身に付いていない学生は, 多少つらいかもしれません.
    • プログラミング言語は C++ を用いています. プログラミングのスキルは重要ですので, 配属後にプログラミング演習を行っています. 開発環境は,Visual C++,Linux, Unix (Mac) のいずれでも構いません. 配属後に勉強すれば十分です. (でも,プログラミングは嫌い,という学生は向いていないと思います.)
  • 卒論・修論のテーマ
  • 研究室配属について
    • 配属可能な人数については,掲示や配布物等をご参照ください. 優秀な方は全員来て頂きたいところなのですが, 希望者が配属可能人数を超えた場合には, 期待に添えないこともありえます.
    • 上限を超えた場合,希望者全員に対して, 志望動機」「希望する研究内容」などについてのインタビューを行ない, 総合的に判断して順位付けを行ないます. 成績のウェイトは大きいですが,面接も重視しています. 配属段階では,プログラミング経験については,講義でやった以上のことは問いません.
    • 当研究室では,ほとんどの学生が学会発表を行っています. 学会前はそれなりに大変です(実際のところは, 研究室訪問をして現役の学生に聞いてみてください). やる気があること,根気があること,簡単にはめげないこと, がとても重要です. 自分がやった研究成果をぜひ学会で発表してみたい, という気概のある学生は,ぜひこの研究室への志望をご検討ください.

研究室に配属後は,学会発表や卒業研究に多くの時間を費やすことになります.
下記は,増田研の学部と修士の学生による学術講演会・国際会議・学術論文誌での発表リストです.

【研究室学生が筆頭著者の学会発表】
 
  • 2015年度
  1. 設備の目視検査に適した大規模点群の立体視手法 (デモ付き講演)
    岡本 大樹 (M1), 増田 宏
    精密工学会 Vision Engineering Workshop (ViEW 2015), (パシフィコ横浜), 2015/12/03
  2. レーザ反射強度を用いた色付き点群の補正手法
    山川 徹 (M1),小野寺 亮, 増田 宏
    精密工学会 Vision Engineering Workshop (ViEW 2015), (パシフィコ横浜), 2015/12/03
  3. Reconstruction of Swept Shapes from Point-Clouds of Engineering Plants
    A. Chida (M2), H. Masuda
    The Asian Conference on Design and Digital Engineering 2015 (ACDDE 2015), Fukuoka, Japan, 2015/11/04
  4. Detection and Classification of Pole-Like Objects from Mobile Mapping Data
    K. Fukano (M2), H. Masuda
    Laser Scanning 2015 (ISPRS Vol. I-3/ W5), pp.57-64, La Grande Motte, France, 2015/09/30
  5. 大規模点群の立体視による目視検査システム
    岡本 大樹 (M1),増田 宏
    日本機械学会第25回設計工学・システム部門講演会(信州大), 2015/09/23
  6. 鋼板の曲げ加工プロセスにおける形状計測とモデリング
    千田 暁慧 (M2),増田 宏
    日本機械学会第25回設計工学・システム部門講演会(信州大), 2015/09/23
  7. 移動計測データからのメッシュ生成とセグメンテーション(第2報)
    小平圭祐 (B4),深野健太 (M2),増田 宏
    2015年度精密工学会秋季大会講演論文集(東北大), 2015/09/06
  8. 三次元計測点群に基づく樹木の形状再構成
    齋藤和人(B4),丹羽 健(M2),増田 宏
    2015年度精密工学会秋季大会講演論文集(東北大), 2015/09/06
  9. レーザ計測を用いた大型鋼板の工程の支援(第2報)―精度評価と非矩形形状への適用―
    小林 中(B4),千田暁慧(M2),増田 宏
    2015年度精密工学会秋季大会講演論文集(東北大), 2015/09/05
  10. 移動計測ロボットのための最適計測位置の推定
    鈴木晶也(B4),丹羽 健(M2),増田 宏,石川貴一朗
    2015年度精密工学会秋季大会講演論文集(東北大), 2015/09/05
  11. 大規模点群の衝突判定を用いた経路探索シミュレーション(第2報)
    丹羽 健(M2),増田 宏
    2015年度精密工学会秋季大会講演論文集(東北大),2015/09/05
  12. 大規模点群のための高速な干渉判定手法
    丹羽 健(M2),増田 宏
    精密工学会論文、81(8), 788-792, 2015/8
  13. 大規模点群のための高速な衝突判定とその応用 (依頼講演)
    丹羽 健 (M2)
    大規模環境の3次元計測と認識モデル化技術専門委員会・定例研究会 (北海道大), 2015/7/28
  14. Interactive Collision Detection for Engineering Plants based on Large-Scale Point-Clouds
    Takeru Niwa(M2), Hiroshi Masuda
    Proceedings of CAD'15, pp.389-394, London, UK, 2015/6
  15. Classification for Roadside Objects Based on Simulated Laser Scanning
    K. Fukano(M2), H. Masuda
    Proc. of the International Conference on Civil and Building Engineering Infomatics, Tokyo, Japan, 2015/4/22-24
 
  • 2014年度
  1. 立体視に適した大規模点群のレンダリング(第2報)
    岡本 大樹 (M1), 丹羽 健 (M2), 増田 宏
    2015年度精密工学会春季大会講演論文集(東洋大), 2015/03/19
  2. 移動計測データに基づく地物分類のための学習データ生成手法(第2報)
    深野 健太 (M2), 増田 宏
    2015年度精密工学会春季大会講演論文集(東洋大), 2015/03/19
  3. 大規模点群の衝突判定を用いた経路探索シミュレーション
    丹羽 健 (M2),増田 宏
    2015年度精密工学会春季大会講演論文集(東洋大), 2015/03/19
  4. レーザ反射強度を用いた色付き点群の補正手法
    小野寺 亮 (B4), 増田 宏
    2015年度精密工学会春季大会講演論文集(東洋大), 2015/03/19
  5. 大規模点群からの箱形形状の検出と再構成
    千田 暁慧 (M1),増田 宏
    2015年度精密工学会春季大会講演論文集(東洋大), 2015/03/19
  6. レーザ計測を用いた大型鋼板の工程の支援
    董 盈希 (B4), 千田 暁慧 (M1), 増田 宏
    2015年度精密工学会春季大会講演論文集(東洋大), 2015/03/19
  7. 移動計測データからのメッシュ生成とセグメンテーション
    渡邊 健士 (B4),深野 健太 (M1),増田 宏
    2015年度精密工学会春季大会講演論文集(東洋大), 2015/03/19
  8. 携帯型レーザスキャナを用いた大規模点群の詳細化
    渡邉 拓麻 (B4),丹羽 健 (M1),増田 宏
    2015年度精密工学会春季大会講演論文集(東洋大), 2015/03/18
  9. 動計測データに基づく柱状物体の認識のための幾何特徴量
    深野 健太 (M1),増田 宏
    日本土木学会論文誌, 70(1), 40-47
  10. 大規模点群からの生産設備の形状再構成(第2報) 複数の点群データからの整合的な部材形状の再構成
    松岡 諒 (M2:東大), 増田 宏
    精密工学会論文誌, 80(10), 939-943
  11. 大規模点群からの生産設備の形状再構成(第1報)
    松岡 諒 (M2:東大), 増田 宏
    精密工学会論文誌, 80(6), 604-608
  12. Point-Based Collision Detection for Planning Maintenance and Reorganization Tasks for Manufacturing Plants
    Takeru NIWA (M1), Minako HIRAOKA and Hiroshi MASUDA
    Proc of The 15th International Conference on Precision Engineering (ICPE2014), Kanazawa, Japan, 2014/07/25
  13. Recognition and Reconstruction of Roadside Objects Based on Mobile Mapping Data
    Kenta FUKANO (M1), Shogo OGURI (M2:東大), Hiroshi MASUDA
    Proc of The 15th International Conference on Precision Engineering (ICPE2014), Kanazawa, Japan, 2014/07/25
  14. 大規模点群に基づく干渉判定システム
    丹羽健 (M1),増田宏
    2014年度精密工学会秋季大会講演論文集(鳥取大), 2014/09/16
  15. レーザ計測を用いた大型鋼板の曲率評価
    董盈希 (B4),千田暁慧 (M1) ,増田宏
    2014年度精密工学会秋季大会講演論文集(鳥取大), 2014/09/16
  16. 大規模点群に基づく生産設備の物体構成面の推定
    千田暁慧(M1),増田宏
    2014年度精密工学会秋季大会講演論文集(鳥取大), 2014/09/16
  17. 携帯型レーザスキャナを用いた大規模点群の補完手法
    渡邉拓麻(B4),増田宏
    2014年度精密工学会秋季大会講演論文集(鳥取大), 2014/09/16
  18. 立体視に適した大規模点群のレンダリング
    岡本大樹(B4),丹羽健 (M1), 増田宏
    2014年度精密工学会秋季大会講演論文集(鳥取大), 2014/09/16
  19. 移動計測データに基づく地物分類のための学習データ生成手法
    深野健太 (M1), 増田宏
    2014年度精密工学会秋季大会講演論文集(鳥取大), 2014/09/16
  • 2013年度
  1. 大規模点群における衝突判定法(第3報)
    丹羽 健(B4), 増田宏
    2014年度精密工学会春季大会 学術講演会論文集 (東京大), 2014/03/19
  2. 移動計測データに基づく地物分類のための特徴量の同定手法
    深野健太(B4), 増田 宏
    2014年度精密工学会春季大会 学術講演会論文集 (東京大), 2014/03/19
  3. 大規模点群からのプラント設備の形状再構成(第2報)
    松岡 諒(M2), 増田 宏
    2014年度精密工学会春季大会 学術講演会論文集 (東京大), 2014/03/19
  4. 移動計測データを用いた道路周辺地物の形状再構成(第3報)
    小栗昇悟(M2), 増田 宏
    2014年度精密工学会春季大会 学術講演会論文集 (東京大), 2014/03/19
  5. 大規模点群における衝突判定法(第2報)
    丹羽健(B4) ,増田宏
    2013年度精密工学会秋季大会学術講演会 (大阪大), 2013/09
  6. 機械学習を用いた移動計測点群データの分類
    深野健太 (B4),増田 宏
    2013年度精密工学会秋季大会学術講演会 (大阪大), 2013/09
  7. 大規模点群からのプラント設備の形状再構成
    松岡 諒 (M2),増田 宏
    2013年度精密工学会秋季大会学術講演会 (大阪大), 2013/09
  8. 移動計測データを用いた道路周辺地物の形状再構成(第2報)
    小栗昇悟 (M2),増田 宏
    2013年度精密工学会秋季大会学術講演会 (大阪大), 2013/09